堂山でエイズ検査が受けられます。
堂山でエイズ検査が受けられます。
採血日 会場:コミュニティーセンターdista |
結果通知日 会場:AP大阪梅田東 |
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5/5(日) | 15:00~18:00 | ▶ | 5/12(日) | 15:00~18:00 |
7/27(土) | 15:00~18:00 | ▶ | 8/3(土) | 15:00~18:00 |
9/8(日) | 15:00~18:00 | ▶ | 9/15(日) | 15:00~18:00 |
11/23(土) | 15:00~18:00 | ▶ | 11/30(土) | 15:00~18:00 |
1/12(日) | 15:00~18:00 | ▶ | 1/19(日) | 15:00~18:00 |
3/15(土) | 15:00~18:00 | ▶ | 3/22(土) | 15:00~18:00 |
コミュニティーセンターdista
大阪市北区堂山町11-2 堂山 山よしビル 4F
TEL:06-6361-9300
受付時間:15時~18時
AP大阪梅田東
大阪市北区堂山町3-3 日本生命梅田ビル 5F
TEL:06-6362-6110
受付時間:15時~18時
エイズはゲイの人たちやコミュニティにとって、とっても身近な病気になってきています。感染しているかどうかは、保健所等の無料匿名の検査や、有料で診療所や病院の検査で知る事が出来ます。だけど時間帯があわなかったり、場所が行きにくかったりします。
そこでMASH大阪では、「受けやすい検査環境」をコミュニティの中に作る事を目的としてHIV&梅毒の検査を受けられる機会を作りました。
近畿で2016年に新たに報告されたHIV感染者数は日本人男性164人、日本人女性6人、外国籍男性14人、外国籍女性1人でした。(エイズ動向委員会の報告より)
この数字は、検査や医療機関で感染がわかった人の数なので、HIVに感染している人は実際、もっともっと多いだろうという予想もあります。
今ではHIVに感染していることが早めにわかれば、専門の医療機関に行って、自分の状態を知ることで適切な治療を受けながら今まで通りの生活を続けていくことができます。医療費を軽減する制度も活用できますし、生活に関して専門家や同じような生活を送っている仲間に、電話や実際に会って相談することもできます。
この検査会についての質問や検査についての気になる事があればdistaでお話を伺う事も出来ます。
ぜひこの機会に検査を受けてみてはいかがでしょうか?
distaでちぇっくんは・・・
主催:MASH大阪(dista)/大阪市保健所
協力:公益財団法人エイズ予防財団
“ピタッと“の意味
最初に“ピタッと“指を数回スワイプして、生体認証(指紋)でこの検査会に来たことを登録する仕組みです。
登録したあとIDシールを発行しますので、検査申し込みや予約、アンケートに貼りつけることをお願いしています。
誰もが定期的に検査を受けやすくなるように“ピタッと”を導入!
WHO(世界保健機構)やCDC(アメリカ疾病予防管理センター)では、感染していることを早めに知るために定期的(半年から1年に1回)に検査を受けることが推奨されています。そこでより身近に検査を感じてもらいつつ、登録することで、前回いつ検査を受けたかがわかる仕組みとしました。生体認証(指紋)だと、メンバーズカードなどを発行しないのでしっかり情報が守られますし紛失の心配がないので安心です。
MASH大阪では今後も街の近くで利用しやすい検査会を継続していきたいと思っています。生体認証(指紋)で登録された結果をもとに、一人一人の状況をできるだけ長く見ていくことで、ゲイコミュニティ全体のHIVや梅毒の感染状況、性感染症やHIVに対する意識、セクシュアルヘルスについてより正確に把握することができます。
そしてその結果をMASH大阪の今後の活動に活かしていきたいと思っています。
今後もこの活動を続けていくために、検査を受けるときにスタッフからこの仕組みへの参加をお願いしています。
気になる事があればいつでもdistaでお話を伺います。
個人が特定されることは絶対にないのでプライバシーは完全に守られます。
ぜひご協力をお願いします。
~受付から採血まで~
予約は不要です。
受付で体温・体調の確認を行います。
発熱・体調不良などがある場合には受検をお控えください。
今では、ゲイ・バイセクシュアル男性の約3割は過去1年に検査を受けていると言われています。ばったり知り合いに会うこともあるかもしれません。そんな時はdistaでいつものようにお茶を飲んだりお話をして過ごす事が出来ます。もし、検査を受ける事を誰かに知られたくない場合や、待っている間に知り合いに会うことを気まずいなと感じる場合にはクリニックでの検査や保健所等の検査を利用する事をお勧めします。情報が必要な時はいつでもdistaのスタッフに声をかけてくださいね。
↓不安なことや心配なことがあれば、電話で相談することができます
ぷれいす東京 | |
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ゲイによるゲイのための電話相談 | 土曜日 19時~21時 03ー5386ー1575 |
HIV感染不安、検査前の電話相談 | 日曜日 13時~17時 03ー3361ー8909 |
HIV陽性者や周囲の人のための電話相談、対面相談 | 月曜日~土曜日 13時~19時 0120ー02ー8341(やさしい) |
~1週間後の結果お知らせ日~
結果お知らせの場所はdistaの近くにある会議室で行います。
distaではないのでご注意ください。
詳細については採血のときに渡すパンフレットをご参照ください。
このときには保健所のスタッフが対応します。MASH大阪やdistaのスタッフはいませんのでご了承ください。また、個別の検査結果をMASH大阪やdistaのスタッフが知る事は絶対にありませんのでご安心ください。
検査結果は検査に関わる専門のスタッフの中で、検査を受ける人の大切なプライバシーとして、とても慎重に扱われます。検査結果を確認する場所も扉のある個別の場所を準備しています。そのため安心して検査を受けていただけます。
お友達と受けた場合や知り合いに会ったときには、相手の結果が気になる事もあると思います。もしあなたが自分自身のことについて話したいと思うときには、相手が話したいかをお互いがよく確認してから、ゆっくり話せる環境を作って話してみるようにしましょう。自分自身でどうするかを決めることが大切です。
結果お知らせの日も午後5時からは通常どおりdistaはオープンしています。
困った事や不安な事があればいつでもdistaのスタッフがお話を伺います。また感染症やセクシュアリティについて相談できる場所をご紹介することもできます。いつでも声をかけてくださいね。
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HIVとエイズっていうのは厳密にいうと違うものなんだよ。ごっちゃになっちゃってややこしいかもしれないけど「HIV」っていうのは 「ヒト免疫不全ウイルス」 のことで、ヒトに感染すると免疫力を低下させてしまうウイルスなんだ。HIVという言葉はウイルス自体を指す言葉なんだね。対してエイズというのは後天性免疫不全症候群(こうてんせいめんえきふぜんしょうこうぐん)という意味でHIVに感染すると免疫力がだんだん弱くなって、健康なら何ともないような弱い菌やウイルスでおこる病気にかかりやすくて、治りにくくなるんだよ。そのとき「エイズを発症した」と診断されるんだよ。
今ではHIVに感染していることが検査を受けることで早めにわかれば、専門の医療機関で治療を受けることができるよ。医師と一緒に自分の状態を知って治療を受ければ、今まで通りの生活を続けていくこともできるんだよ。医療費を軽減する制度も活用できるし、生活に関して専門家や同じような生活を送っている友達に、電話や実際に会って相談することもできるから、情報をdistaできいてみよう。
ふつう、HIVに感染しているかどうかは検査を受けることで知ることができるよ。HIV抗体検査はスクリーニング検査と確認検査という2段階の検査で採取した血液を調べるんだ。
最初にスクリーニング検査でHIVに感染しているかどうかのふるい分けをするよ。このスクリーニング検査で反応が出なければ「HIV検査陰性(HIVに感染していない)」となるんだ。もし反応が出た場合は、感染しているのかどうかをもう一度調べるために確認検査をするよ。そこで反応が出れば「HIV検査陽性」とわかるんだ。
通常の検査は検査をしてから結果のお知らせまでに一週間必要だよ。なかには検査を受けて30分~2時間後程度で結果が分かる即日検査(迅速検査)をやっている検査機関もあるんだ。この即日検査は結果が早く分かるというわかりやすいメリットがあるんだけど、ごくごく稀に、感染していないのに陽性反応が出てしまうことがあるよ。これを偽陽性って言って、もう一度確認検査をすることになるよ。この場合は「もう一度確認しましょう」って伝えられて、一週間後に結果を伝えられることになるよ。即日検査では陽性反応が出たからといって必ずしも陽性とは限らない場合があることを覚えておいてね。
今回のdistaでピタッとちぇっくんでは、通常の検査だよ。検査をしてから結果のお知らせは、一週間後の同じ時間帯になるから予定をチェックしてきてね。
↓不安なことや心配なことがあれば、電話で相談することができます
ぷれいす東京 | |
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ゲイによるゲイのための電話相談 | 土曜日 19時~21時 03ー5386ー1575 |
HIV感染不安、検査前の電話相談 | 日曜日 13時~17時 03ー3361ー8909 |
HIV陽性者や周囲の人のための電話相談、対面相談 | 月曜日~土曜日 13時~19時 0120ー02ー8341(やさしい) |
HIV抗体検査は、採血した血液中にHIVに対する抗体ができているかどうかを確認して、陽性か陰性かを判断する検査だよ。抗体ができていれば陽性反応(HIVに感染している状態)が出るんだけど、感染してから抗体ができて検査で確認できるようになるまでには約8週間かかると言われているんだ。
正確な検査結果を知るためには、感染が疑われるセックスをしてから8週間たって検査を受けることが勧められているよ。
このように、感染してから抗体ができるまでの8週間程の期間のことを「ウィンドウ・ピリオド」っていうんだよ。
セックスで感染する病気はいろいろあって感染しても症状が出るとは限らないんだ。症状がなくても感染した状態で他の誰かとセックスをすると、相手にも感染させてしまう場合もあるよ。性感染症は感染してもほとんどが治療できるんだけど、ずっと付き合っていかないといけない病気もなかにはあるよ。
また、梅毒、淋病、クラミジア、ヘルペスなどの他の性感染症(STI)にかかっているとHIVに感染する可能性がとても高くなるので注意が必要なんだ。たった一回のセックスでも感染する可能性は十分にあるしね。
性感染症は思ってるよりも身近な存在なんだ。でもたいていの場合は正しくコンドームを使えば予防できるし、相手にも感染させることもないよ! 性感染症について正しい知識を身につけてセックスを楽しんでね!
梅毒はトレポネーマという病原菌によって発病する性感染症だよ!皮ふや粘膜の小さな傷から病原菌が侵入し、血液中に入って全身に広がっていく病気なんだ。感染したところの皮ふ・粘膜に軟骨くらいの固さのしこりができて、しこりの真ん中が硬く盛り上がってくるのが初期症状だよ。放っておくとそのまま全身に菌がまわって、感染後3ヶ月ほどでピンク色で円形のあざができたり赤茶色のブツブツができたり脱毛症状がでたりするんだ。それでも放っておくと皮膚におおきなしこりができて最後には心臓、血管、神経、目なんかに重い障害が残ったりするんだよ。
この梅毒はペニシリンが発見されるまでは、不治の病といわれていたような病気で軽くみちゃダメなんだ!特にアナルセックスでの感染が多いと言われているし、口に梅毒の病変部分がある場合はキスでも感染する。これも病変部分が見当たらないと感染を知ることは難しいから定期的に検査を受けることが重要だよ。
治療はクリニックでもできるけど、梅毒に感染して皮ふにブツブツができているとHIVに感染する可能性がとても高くなるので注意が必要なんだ。たった一回のセックスでも感染する可能性は十分にあるしね。
検査の結果でHIVに感染していることがわかれば、検査機関で相談をしたり、病院の紹介を受けて、これからの生活について考えることになるよ。そんなときに不安なことや困ったことを相談できる機関がたくさん用意されているんだ!
そしてそういった相談機関のなかには、本人だけでなく周りの人たちも利用できるものがあるよ。また、対面だけでなく電話相談なんかもあって、自分の利用しやすい相談方法や時間を選択できるようになっているし、他にも、HIVを持っている人だけで交流できる対面でのミーティングもあるよ。WEBサイトでも支援や相談の情報交換ができるサイトもあるよ。もし感染がわかっても落ち着いて、 distaのスタッフにたずねてみてね。
英語で“Safe”といえば“安全”という意味。だから“Safer Sex”といえばより安全なセックスということなんだよ。完璧に安全なセックスをするのは難しいから、できるだけ安全なセックスという意味なんだよ。だから“Safer Sex”は人それぞれ、いろんな方法があるよ。セックスする時の、自分や相手の体調や気持ち、相手との付き合いの長さによってもやり方はいろいろあって大丈夫!! 大切なのは3つのこと。
自分や相手の気持ちやセックスする場所の組み合わせによってSafer Sexにはいろいろなカタチがあるよ。コンドームもいろいろな種類があって、どんなコンドームが自分にあっているかも大切なこと。相手と探してみるとより楽しいセックスができるんだよ!!
U=Uとは、Undetectable equals Untransmittable(検出限界以下は感染しない)の頭文字をとった言葉で、検査をしても見つからないくらいにまで血液中のHIV量が少なくなった状態が6ヶ月以上続くと、HIVが誰かに感染することはないという新たな情報。
この新しい情報を広めるため、いまでは世界中でキャンペーンが展開されています。 治療でHIVを抑えられれば、SEX相手に感染させてしまうことも、ほぼなくなる時代になりました。 つまり、HIV陽性者=感染源ではありません。もし検査でHIV陽性とわかっても、恋愛やSEXをあきらめる必要はもうないのです。 HIV感染がわかっても、服薬治療と通院を続けていれば、今までどおり暮らすことができます。でも、感染に気づかないままで、エイズを発症したら、仕事に行けなくなるし、家族にも説明が必要になるかも…。
U=Uの情報は、もし感染しているなら、早くわかって治療を始める方が、メリットは大きいということを実感できる情報です。
U=Uは予防をしなくても良いという意味ではありません。なぜなら、性感染症は沢山あるからです。梅毒、A型肝炎、C型肝炎など様々な性感染症が存在します。ですので、HIV陽性者とわかっている人も、陰性だと確認している人も、HIV検査を受けたいことがない場合でも、誰もが自分にあった予防を選ぶ必要があります。